白くけぶる視界の上に
赤く地を舐める炎の影
見えるのは
失われた命

問いかける自らに
投げかける言葉
後にも退けなくて
何が見えただろう?

音もなく
焼けた風が触れる



灰ににじむ躯の上に
黒く被さるる戦(いくさ)の痕
見えるのは
過去へ消えた想い

立ち止まる自らに
突き刺さる言葉
先を疑って
何を知っただろう?

声もなく
踵(きびす)返し歩く
enokiさんへ移転祝いにプレゼント金蘭弐姫よりリクエスト曲です。作曲:金蘭弐姫 作詞:姜悠来さん